展覧会「みなでつくる方法ー吉阪隆正+U研究室の建築」が始まりました

三年前から建築関連資料の整理をはじめた、吉阪隆正とU研究室の図面を中心に、模型や建築関連資料、映像などの展示が、国立近現代建築資料館で始まりました。http://nama.bunka.go.jp/kikak/

中心には、2004年の展覧会で制作した、油粘土の大学セミナー・ハウスの50分の1の大きな模型を展示しています。模型を囲むように、「住居」「造形」「不連続統一体」「文明」と4つのゾーンに、住居から学校、山小屋、市庁舎、そして、大島計画、コンペ、そしてアテネ・フランセ、大学セミナー・ハウスなどの図面、詳細図や原寸図などを展示。中二階のギャラリーには、自邸のレリーフや吉阪のトランク、著書、U研究室の製図台、図面ファイル。日仏会館の手摺や建具などの現物に触れることができます。

 

建築をつくるための図面の背景と広がりを実感できる展示にしています。